ペンライトはおともだち

「今から俺ら5人で5万人幸せにしてやるよ」

【考察】私がジャニーズWESTに惹きつけられる理由

今からこの記事で語ることは、私がこの1年ジャニストを見て、なぜ私がここまでジャニストに惹かれるのか考えた結果を記事にしたものである。彼らに関して少なからず違うところや、皆さんと意見の相違があるかもしれないが、そこは目をつぶっていただきたい。独断と偏見による記事であることをお忘れなきよう。

ジャニーズWESTを知るきっかけ

私がジャニーズWESTを好きになって、もうすぐ1年が経つ。のんすけがスーツを着て、水曜の夜にニコニコ笑顔を見せていたことが記憶に新しい。来年には主演映画が公開される予定。成長著しい20歳である。(とても私と同い年とは思えない)私がジャニストを好きになったきっかけも『世界一難しい恋』に映る彼だった。連ドラ初出演とは思えない堂々とした姿、愛嬌あふれる笑顔とかっこよさが映える二枚目を使い分け、キラキラと、そして生き生きとした表情を見せてくれた。ギャップに弱い私が彼を好きにならないわけがなかった。

私は正直今まで、関西ジャニーズは全くと言っていいほど関心がなかった。高校の頃、関ジャニファンの友達がいたが、関ジャニは別にいいやと勝手に自分のなかで拒否し興味を示そうとしなかった。今考えれば心のどこかで、ずっと大好きな嵐と比べている自分がいたのだと思う。東がすべてじゃないのにね。クロニクル面白いのでぜひ見た方がいいです。

ジャニストに興味を持ち、最初に見た動画は「ジャニーズWESTをあばけ!」だった。少年倶楽部の企画で、当時は某動画サイトで歌唱動画を見ると必ず関連動画に表示された。目がコワイ!おしっこちびっちゃうからやめて!って淳太くん、ココナッツにハマる照史をクサイって貶してる重岡くん、肩パッドを2枚入れてることについてどう思うのか聞く濵ちゃん、僕濵田なんですけど~カッコイイからいいじゃないですかって最高に輝く笑顔で言っちゃうのんすけとか。

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なんてくだらないんだと腹を抱えて爆笑した記憶がある。同時に私は彼らになんともいえない魅力を感じていた。私が見てきたジャニーズのお笑いとは違う、見たことのない色が存分に出されていて、言うなれば本家本元!と感じられた。笑いこそ彼らが見出した「自分たちの強み」なのだと思う。

 

「このグループには絶対必要や」

「なにわ侍 ハローTOKYO!!」——きっと、ジュニア時代から応援してきたファンの皆様にとっては大きな大きなきっかけとなった舞台であると勝手に想像している。4人でデビューと言われた残酷な2014年1月。「7人でデビューしたい」。願いは現実となる。それが発表されたのがこの「なにわ侍」の舞台。2014年2月。

私は当時の詳しい状況を知らない。2013-2014カウコンで「ジャニーズWEST4がデビューします!」との発表。それしか知らなかった。今年に入ってジャス民のブログや彼らの1万字インタビューを読ませてもらった。誰よりも諦めてなかったしげ、何かを諦めないと未来が無くなるんじゃないかと恐れた淳太くん、どうしたらいいか分からず苦しんでいた照史、人生で一番辛かったと語るのんすけ、頑張ってもこの結果なら諦めるしかないと思った神ちゃん、諦めちゃいけないと立ち上がった流星、流星の姿を見て一念発起した濵ちゃん。言葉では表せない気持ちになった。本当に彼らは悔しかったんだと、ならば諦めてはならないのだと、語る言葉の節々に現れていた。

それを体現した「なにわ侍」は、当時を知らない私でもグッとくるものがあった。「俺ら2人で叶える夢や(重岡)」「望みを叶えるには流星が必要なんや(小瀧)」「俺は、絶対濵ちゃんが必要や(桐山)」

誰一人かけてはならない大きな虹になるのだと決意した彼らは、強く、眩しかった。

 

「なうぇすと」への参戦

2016年9月12日、ジャニストFCの会員証が届いた。久しぶりにワクワクした。「なうぇすと」の申し込み案内は割とすぐ届いた記憶がある。私は迷わず行くことを決めた。3月39日大阪城ホール公演2部。彼らのホームでのオーラス公演である。

参戦した私の当時のレポにこんな感想が記されている。

キレッキレのダンスでかっこよく見せてきて、こういう面も素敵~なんて思ってたら被り物降りてくるとか、トークの端々に出るセンスのかたまりなツッコミとか、関西のユニークさを前面に押し出してきてて。ただふざけてるんじゃなくて(ダンスも出来る)、それが自分たちの良さだと思っていて、お客さんもそれを求めていると思って全力でふざけてる。

いつだか見たツイで、しげが「ダンスをおろそかにしてはいけない」と語る記事の記憶がある。「ダンスをしっかり固めることで違う何かを組み込める、何としてもキメたいところだ」と。*1

いや、ジャニーズWEST強いわ。マジで。ダンスだけ、歌だけ、笑いだけ、どこか一つだけではダメだということを彼ら自身が分かっているんじゃないかと。笑いだけなら究極吉〇にでも行けばいい話だし、たぶんダンスと歌がめちゃめちゃ出来ていたらただすごいと思うだけで終わると思う。そんな人はいっぱいいるし、応援するのなんか怖そうだし(偏見)、大した魅力も感じない。

バランスよくできるって大事。私はこのギャップが好きだ。曲で言うところのジパング(すっごいすき)→アカンLOVE→CHO-EXTACY→All my loveって感じ。いい意味で(私の中の株を)あげて(うぇすと沼に)落とすのがめちゃめちゃ上手いと思う。なうぇすとでも「ギャップ」を散々見せつけられてしまった。なんといってもチョエクでジャケット振り回した後のたこ焼き被りね、、、あれはずるいわ、、、んで最後の方KIZUNAぶっこんでくるからさらにずるいよね、、、

こうして無事、うぇすと沼へと足を踏み入れることになったのであった。

chaedyz-09.hatenablog.com 

 

24(ニシ)から感謝届けます

一番最近見たライブは、24コンのBD。神ちゃんが百発百中で涙すると話題の超大作。*2 濵ちゃんの「俺らの夢へようこそ」が印象的な一言だ。幕が下りた7人の顔、楽しさと嬉しさとちょっとの緊張が表れてて、とってもいい表情してる。あのセトリにも7人のこだわりが表れてて、ジュニア時代の曲の選曲にもちゃんと意味があって、しっかりと「感謝」が全面に押し出された作品だった。ここでも彼らは自分たちの良さを忘れていない。スタンダードで攻め、自分たちの歴史を語るジュニア時代の曲(私はDial Upがめちゃめちゃ好き)、クリスマスメドレーでセクサマを歌う濵ちゃんのちょっとしたコント、CHO-EXTACYで魅せるかっこよさ。そして、All my loveで伝える"ありがとう"。ダンス、歌、笑いの3本柱をしっかり表現したライブになっている。

 

「僕達、大きくなるのが目標ですから、全速力で大きくなっていこうと思うんですけど、その度に、会場も大きくなってくると思うんです。ちょっと距離を感じることもあると思うんです。でも、僕たちの心はずっと、皆さんのそばにいますから。ここにいる子はもちろんやし、来れなかった子はもちろん、誰一人、僕たちは置いていかへんから。もしあの子ちょっとついてくるのしんどいかなっていう子がおったら、ちゃんと手を取りに行くから。だからさ、僕たちはホンマに一番近い関係でいよう?俺達、アホやけど男やからさ、約束は絶対守るから。だから、これからも信じて、僕達についてきてください。もう泣くな!俺達は、笑顔が一番やろ?泣きたい気持ちもわかる。でも泣くのはこれで最後。明日から、俺たち毎日笑顔で、一緒に進んでいきましょう。僕達やったら、絶対絶対トップに行けると思います。僕はそう確信しています。」 

————「ジャニーズWEST 1stドームLIVE 24(ニシ)から感謝届けます」中間淳太挨拶より 

 もうあまり多く語りたくないんですけど、私、この挨拶の「誰一人置いていかへん」「一番近い関係で、一緒に進んでいきましょう」って表現が、本当に好きで。応援してて良かったって気持ちにさせてくれる。一緒に歩んで行こうって気持ちは応援する身としてはすごく嬉しい言葉だと思うんですよ。やっぱり、デビューの時に大きすぎる壁にぶち当たってて、それを7人で乗り越えてきていて。もうファンの人を泣かせないって言葉はいろんなところで淳太くんも言ってるよね。ファンの人がいたからこその俺ら、っていう気持ちを大切に日々活動してくれてるんだなと思います。だからこその「一緒に進んで行こうぜ」っていう言葉に表れてるのかと考えたりして。安心して応援できるグループだなと思います。ちなみに私この挨拶で必ず泣きます。

家の中でDVDを見る=私の両親も一緒に見ていることが多いんですけど。すると母が「嵐と比べるとうぇすとの方が『俺らのこと見て!』って感じ伝わってくるね」と一言。我が家はジャニーズのライブ=嵐かジャニーズWESTなのでこういう比較対象で、私もこの感想には思わず頷いてしまった。というのも、最近の嵐さんは「俺らについてこい」感が強すぎて遠く感じてしまうことがあるということ。一緒に楽しむというよりは、俺らが作り上げたものを見てくれって感じかなあ。本当にレベルが高いライブで私も毎回楽しいからこれはこれで一つのあり方なんです。演出家松本潤が作り上げた世界って本当に素晴らしいんです。それこそまだまだ知らない人もいるだろうから、たくさんの人にこの世界観を見て欲しい。(みんな誤解しないで欲しいんだけど、私は間違いなく嵐ファンです。8年やってます。)だけど、やっぱり寄り添うスタンスのうぇすとを見てたら羨ましいなと思ってしまって(笑)うぇすとには言葉の通り、「会場が大きくなっても一番近い関係でいて」欲しいなと思います。ドームをサンタコスで全力で走り回る姿、なんとか近くにって思いを感じたよ。

 

しげおかくん

先輩がここドームに立って、ライブしてるのをそれこそちょうど、一番向こうのステージっすかね。下のね、黒幕みたいなところからね、なんかニヤニヤして、俺もあんなとこ立ってみたいな~みたいなことを、ほんの、ほんのじゃないか。10年前くらいに、ちょうど、思ってたんすけどね。なんか、僕がそこで、見てるような気がして(笑)

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「やったぞー!」ってね、言ってあげたいんですけど。でも、そんとき俺が思ってたドームに立ってる自分って、もうめっちゃめちゃスーパーアイドルで、もうなんでもバシッと決まって、めちゃめちゃかっこいい!みたいな、姿やったんですけど。実際立ってみると、そんなことなくて(笑)まあ、あの当時よりちょっと、大人になったかなってくらいの変化なんすけど。でも、1個だけ絶対ちゃうなって思うのは、ちゃんと、今自分の心の中にというか、支えている人たちを感じてます。

多くを語らないしげだけど、熱い男だよね。

ライブの最後に地声で「俺たちが〜!」ってやってくれるのめちゃ好きです。

 

おわりに

ここまで読んでくれた方ありがとう。最終的な答えはもう自分でも収集がつかないので考えるのをやめにしたいと思うけど(笑)気が向いたら追記します。

うぇすとの好きなところはどこですかって聞かれたら、「ギャップ」って答える。洗練されたダンスでかっこよさを魅せるとき、歌に乗せた気持ちで魅せるとき、俺らにしかできひんことや!って笑いを魅せるとき。「なにわ侍」でも言ってたけど、「俺らに足りひんのは、笑いや」ってセリフ。関西だからこそのコテコテ感を上手く自分たちの色にして、歌とダンスだけじゃダメだと努力し続けた結果、今の彼らができたんだなと。謙虚な姿勢と、明るい人柄と、仕事に対する飽くなき向上心と、熱い情熱と。きっと彼らの周りには自然と人が集まるような魅力があるんだろうなと思います。

これからも7色の虹として、この先の道も1歩ずつ歩んで欲しい、一緒に歩んでいきたいなと、そう思います。

*1:重岡「俺ら、ダンスパートは絶対崩しちゃダメなんです。そこでガッツリ固めるから、他でチョケられる(ふざけられる)んです。ただのチョケ軍団にならないよう、何としてもキメたいところなんです。」月刊Songs 6月号より

*2:重岡「神ちゃん泣いてまうもんな」神山「百発百中泣く」中間「大阪公演の時に見たんやけど神ちゃんその時も泣いてたな」 なうぇすと広島5/7